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みのわーるど::Blog

茨城のシェアハウスの中にある会社で働くITベンチャー役員の奮闘記。

UniStudyビジネス編振返り #3 ~企画書作成の基本とロジカルプレゼンテーション~(後編:ロジカルプレゼンテーション編)

勉強会, コミュニティ ビジネスフレームワーク

Advent Calendar担当3回目、今回はUniStudyの第7回「ロジカルプレゼンテーション」の振返りです。前編で企画書を作ってみて、では、実際にどうすれば相手に有効に伝えられるだろう、という視点で考えてみるとよいです。

バックナンバーはこちら

ロジカルプレゼンテーション

ロジカルプレゼンテーションとは?

仕事として取り組むにあたり、良い企画書が書けるだけではダメで(あくまでも手段)それをしっかり実行し、ビジネスの成果(目的)に結びつけることで、初めてバリューが生まれます。刀を磨くことに一生懸命だけど、実際それの使い方をよく知らない、そんな人にならないために、どうやって、相手に伝え、動かし、成果を出せるかを考えるようにしましょう。

勉強会で出たポイントは以下です。

  • 1.提案するテーマ(論点)を明らかにすること
    • 論点とは・・・相手の意思判断に影響を及ぼす判断項目
  • 2.「目的」と「手段」を混同しないようにすること
    • 目的:実現したい事柄
    • 手段:目的を実現するための方法

プレゼンを論理的に組み立てる

プレゼンを論理的に組み立てるためのフレームワークとして「ピラミッドストラクチャー」を紹介した上でワークショップしました。お題は「ユニキャストのインターン生を増やす」です。

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  1. 切り口設定
    実際にどういう切り口(視点)で話題に対して切り込んでいくか。例では、学生のバイト先はどこが良いかで切り込んでいます。他に、インターンをすることの意義とかで切り込んでも良いと思います。
  2. 主張設定
    設定した切り口に対して、結論の仮説を立てます。
  3. 主張を裏付けする根拠
    なぜそういう結論になるの?(Why so?の視点)で根拠設定します。ここで意識するとよいのは、プレゼンの相手が誰かです。それによって、刺さる根拠が変わってきます。例)学生、キャリア支援室、大学の教授、それぞれの立場によってベネフィットの提示は変わってくるはずです。 同じ主張をするにしても、プレゼン相手が誰かで刺さるメッセージが異なる。という考えを持っておくことが重要!
  4. 根拠に正当性を持たせる事実収集
    ここでは客観的事実が必要になります。本筋と外れるので掘り下げませんが、情報収集術も深いテーマです。機会があれば。

これを一通り作った上で、第1回でやったようなロジカルシンキングのフレームワークを使って縦断し(例:Why so?, So what?視点)磨きをかけます。

プレゼンの進め方

いざプレゼンをするときは順序に気を付けましょう。相手に「いま私たちはどの文脈にいるのか?どこに向かっているのか?」を都度明示しつつ、いきなり各論に入ってまわりを置いてきぼりしないようにしましょう。

プレゼンテーションのストーリー作成例

  1. タイトル
    より実務に近いエンジニア経験をインターンに参加して得よう!
  2. 課題の整理
    給与を得る手段はバイトだけではない。学生時代の貴重な時間を「お金」の為だけに使うのはもったいない
  3. 提案テーマ:主張(メインメッセージ)
    バイトではなくインターンとして就業経験をユニキャストで積むべきである
  4. 提案内容:サブメッセージの全体像→各論を入れる
  5. まとめ~提案テーマの再確認
  6. 提案実施にあたっての体制・スケジュール
  7. 見積もり
  8. 提案実施に向けた準備・フォロー策

***

今回の内容は以上になります。

文章という不完全な容器に盛ることができるのは不完全な記憶や不完全な想いでしかないのだ - 村上春樹 ノルウェイの森(上)より

不完全な人間が不完全な言葉でコミュニケーションを取っていくにあたり、ビジネスマンとして、少しでも双方の齟齬を埋められるように日々努力すべし。

次回はみんなの永遠のテーマ、プロジェクトマネジメント論を振返ります。

※当日使用したスライドを公開しています