私の環境はUbuntu10.04ですが、多少前のバージョンでも大丈夫だと思います。根拠はありません。
の章立てで行こうとと思います。
1. RVMを用いたrubyのインストール
現時点で、rubyのバージョンについて、1.8.7から1.9.2への過渡期ではないかと思いますので、RVM(Ruby Version Manager)を使用して複数のrubyが使えるようにしておくと後々役に立つのではないかと思います。
今からrailsの学習を始めるよという人は、ruby1.9で始めればいいと思いますが、将来同じような問題に遭遇する可能性はあるので、やはり導入をおすすめします。
前置きが長くなりましたが、始めます。
git、curl、またrailsの標準DBであるsqliteなどが必要なのでまずは、以下のコマンドを打ってください。
sudo apt-get install git-core curl zlib1g-dev sqlite3 libsqlite3-dev
続いて、RVMをインストールします。
bash < <(curl -s https://rvm.beginrescueend.com/install/rvm )
最後に w⦿‿⦿t なマークが出てくれば問題ないのだと思います。
インストール中に出てきた指示内容に従い、以下の内容を各自が用いているシェルの設定ファイル(大体は.bashrcかな...)に記述します。*1
[[ -s "$HOME/.rvm/scripts/rvm" ]] && . "$HOME/.rvm/scripts/rvm"</pre>
それでもって変更を適用します。
source .bashrc
要するに、以下のコマンドを打って、
/home/yuichi% rvm -v
rvm 1.6.20 by Wayne E. Seguin (wayneeseguin@gmail.com) [https://rvm.beginrescueend.com/]
と出てくればRVMのインストール作業は終了です。
RVMの詳細な説明は他に譲ります。アプリケーションごとにgemを設定できるgemsetsなどの概念もあって、とても便利です。マシンに直接gemを投入していくと、とても汚くなってしまうので、とりあえずruby1.9.2をインストールしてしまいましょう。
rvm install 1.9.2
rvm list
でインストールされていることが確認できます。その他にもいろんなrubyがインストールできます。(rvm list khownで参照)
使用するrubyを選択するには
rvm use 1.9.2(デフォルトで使うなら rvm use --default 1.9.2)</pre>
とすればOKです。
次に、せっかくRVMを導入したので、rails3用のgemsetを用意してしまいましょう。
rvm gemset create rails3
以降はruby1.9.2とこのgemsetをデフォルトで使用していくので
rvm use --default 1.9.2@rails3
とします。
2. railsのインストール
Railsのインストールには以下のコマンドを打てば大丈夫だと思います。
gem install rails
File not found: lib. というメッセージが垣間見えて、鼻がムズムズしますが、動作に影響はないので無視することにします。
rails -v
として、バージョンが表示されればインストール完了です。お疲れ様でした。
3.についてはまた次回と言う事で。。。
*1:すでに記述が見られる場合には、ここの手順は飛ばしていいです。