みのわーるど::Blog

茨城のシェアハウスの中にある会社で働くITベンチャー役員の奮闘記。

DevLOVE 2012に行ってきたので、まとめてみる (前編)

ブログを書くまでが勉強会よ!という言葉を思い出したので、前編としてDevLOVE2012の15日を振り返りたいと思います。

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周りを巻き込みながら歩んできた関西人スクラムマスターの自分戦略

中村洋さん(@yohhatu)の発表です。

いきなり自身の考え(今の組織を素敵なチームに成長させたい。そして、もういいよと言われるのが理想。)と近い方のお話で非常に参考になりました。

「1人では正直モチベーションが続かないこともある。まずは仲間を見つけること。社内でいなければコミュニティに。」

一緒に情熱を注いで行けそうな仲間を見つけつつある自分は幸せだと感じました。
また、大手は異動でチーム解散 -> ああ嫌だわ -> 転職みたいな流れの方が多いようですが、それがあまりない分自分は恵まれているかなと感じました。

Social Change 〜ソフトウェア開発者が経営者になるまでと、これからの戦略〜

ご存知、ソニックガーデン倉貫さん(@kuranuki)のお話です。

ソフトウェア開発やビジネスモデルを検討する際に、学生の頃から繰り返し参考にさせて頂いていました。とても話術があり引きこまれました。

ソニックガーデンさんの場合、プログラマがソフトウェアを最後まで看取る、マーケティングまで責任を持つ、ということを大切にされているそうです。倉貫さんも、やはり自分のチームを作ることを重要な事として挙げていました。

企業リスクをマネジメントするという話はとても共感しました。企業って一か八か、崖から飛び降りるみたいな感じだけど、そんなのナンセンスでしょ。みたいな話です。

起業・独立する際に、「気軽に飛び出しても失敗するから、自分の名前で仕事がとれるようになり、自分のチームを作ったら独立してもいい」と当時の役員に言われたそうです。
私も少数精鋭の起業で働いているので、「◯◯の箕輪さん」じゃなくて「箕輪さんのいる◯◯」という印象を持ってもらうというのは当面の目標にしなくてはいけないと改めて感じました。


エンジニアの未来

これまた皆様ご存知まつもとゆきひろさん(@yukihiro_matz)の講演です。
そこまでミーハーじゃないと思っていますが、それでもたいぶ畏れ多い感じがしました(笑)

今後の見通しについてお話をされました。

楽天英語化に関しては、現在一種のイノベーションを起こしているという話は興味深かったです。イノベーションは現在未知の事をやるだけではなく、成功したか、社会変化を起こしたかが問われている。まずはやり遂げることの大切さですね。

公募セッション

なぜ私はソニックガーデンのプログラマに転身できたのか?

最近ソニックガーデンに入社されたことで有名な伊藤(@JunichiIto77)さんのお話されました。

まず、5年後の自分に不安(仕事のマンネリ化や、マネージャーになりたくないという思い)を感じ、転職を決意されたそうです。そんな時、ソニックガーデンを発見し、画期的なサービス展開、プログラマを一生のビジョンにするという所に惹かれ、入りたいなと思ったそうです。

選考以前にやっていたこととして、

  • ブログを書いていた
  • 継続的に、勉強をしていた
  • 素早く行動に移した
  • 「郷に従えば〜」の実践(Java -> Rubyの際)

があったそうです。他にも転職に成功した方のお話を聞くと、まずはアウトプットを通じ存在を知ってもらうことがスタートラインのようです。


n次請けSIerでもできること

某SIerで働く、滝川陽一さん(@takigawa401)のお話。

以前とある終わるSIerの底辺を見てきた - ミッションたぶんPossibleを読んで、これが大変印象に残っていたのですが、そのブログの方だと知ってとても驚きました。

とてもユーモアのある方で面白い発表でした。中でも、

  • なぜ奮闘するのか? - 先輩からの恩をつなぐ。支えてもらったことを忘れないため。
  • 優秀な人がいたら、変わったところをピックアップし、主役にする(肯定してやる)事を心がけた

という話が印象的でした。

どうしたら良いシステムが作れるのか 〜あなたが進むべき道を決めるためのアーキテクチャとマネジメントの話〜

鈴木雄介さん(@yusuke_arclamp)のお話です。

アーキテクトとプロマネの区別、役割について改めて認識、理解することができました。プロセス品質、内部品質、外部品質と守備範囲がきっちり分かれがちだが、チームとしてよりよいものを作るためには守備範囲外も浅く幅広くが大切ですね!

プロジェクトマネジメントとは、「計画でも実行でもない。計測して課題を発見し、調整を行い、プロジェクトを正しい状態に導くこと。調整がキモ!」という言葉にはっとさせられました。

また、アジャイルはプロセス論でなく組織論。その視点でアジャイルを見つめなおすと、より深い洞察ができるような気がして、少しワクワクしています。


【徹底比較】SIerとWeb系はココが違う! キャリアチェンジしたエンジニアが見た両者の現場から

某レシピサイトで働く、高井直人さん(@takai)のお話です。とてもユーモアのある方でした。飲んでから来たらしいです(笑)

今までは、

  • Hypothesis -> Prototype -> Release -> Evaluation (Agile, for Engineer?)
  • Learn -> Build -> Measure -> Learn -> … (Lean Startup, for Business?)

みたいなイメージでしたが、ともに同じようなことを示している気がし、同時に、技術と経営の知識がより問われる、人によっては厳しい時代になったものだと感じました。

また、chanko(=プロトタイピングツール)のオープンソース化の根拠として、コアコンピタンス以外のことは、どんどん公開していくという姿勢が新鮮でした。

どこでも生きていけるエンジニアを目指した後に見えるもの

一日目の最後は、風呂グラマ増井雄一郎さん()のお話です。Titanium界隈を調査していた時、お名前を拝見することが時々ありました。iPad miniを使って歩きながらコードを書くらしいです!

キャリアパスを検討する際、「経営者かエンジニア」で迷われたとのことですが、エンジニアは今しか出来ないと考え、エンジニアとして走ることを決めたという話は、とても参考になりました。

自身も、どっち寄りにやっていこうかとたまに考えることがありますが、オプションを幾つか持ち、まずは目の前の今やること・できることを着実にやっていき、とにかく行動するという姿勢を持って行こうと改めて考えました。

「どこでも生きていけるエンジニアを目指した後に見えるもの 」をDevLOVE 2012で話してきました - @masuidrive blog

懇親会

せっかくの機会だったので、懇親会に出席<しました。Webサービス系企業の方が多いのかなと思っていましたが、意外とSIerで働く方が多かったです。

皆様(私がお話した)悩みのポイントが一緒で、まずはチームを作るという事に苦戦されている様子でした。

皆様勉強会オタクな感じではなく、以下に自社にノウハウを持ち帰るかを真剣に語っていて「ああ、真摯にソフトウェア開発に向き合っていて、なにより好きなんだろな。」と思いました。

LTについては初挑戦だったのですが、ちょっと助走をつけすぎ(飲み過ぎ)てグダグダになった感は否めませんでしたが、とても良い経験になりました。一応以下に掲載しておきます。


(続編に続く)
DevLOVE 2012に行ってきたので、まとめてみる (後編) - みのわーるど::Blog